半年になりました。
こあっきぃが生まれて半年になりました。
去年の今頃はもう妊娠していたことが判明していたけれど、おととしには影も形もなかったものがこうして生まれて一人の人間として存在していることはすごい不思議です。
たまにオットが自分のアソコを指差して
「ココを通って来たんだゾ~」
とニヤニヤしてワタシにに言うのは止めていただきたいところではありますが、まぁ確かに間違いではないです。
不妊治療のこととかちょっと調べたことがある私には、子供ができるということ、生まれるということが奇跡に近い確率であることを知っています。いえ、確率という言葉とは違う、なにかしら神秘性のようなものを感じます。
さらにその子供が健康で生まれてくること、育つことがどんなに大変なことかも知っています。
だからこの子は自分のものではなく、預かりモノのような気がしています。
いずれは旅立つ自分とは別の存在。
子供ができたからと言って、なんだか家族家族って感じでもないし、なんとなく冷静な自分がいます。
子供がいても私はワタシ
オットはオット
そして私達は私達。
子供のことだけを考えるのではなく、自分のことも考えたい。
だからといって、こあっきぃの幼少時代に悲しい思いを残さないように、責任としてきちんと向き合って育ててあげたい。愛情からというより、責任からという方が強い気がします。
でもそれでいいと思う。
子供は愛さないといけないものだけれど、愛があるから当然子育てができる、というのとはわけが違う気がするのです。
育児は確かに愛情から裏打ちされた行為だけれど、もっとドライに考える部分があった方が世の中のママ達は追い詰められない気がします。
ギャーギャー言って愛せない瞬間があってもいいじゃん。
仕事が大変で普通のお母さんよりも構えなくてもいいじゃん。
愛情だけじゃ乗り越えられない時もあっていいじゃん。
大丈夫。また笑える日が来るから。
おかーさんはソコに笑っているだけでいいんです。
愛情あふれるママの存在であるべき自分が育児の愚痴なんて言っちゃいけないような気になってた時にママ友に言われて救われた言葉。
「育児だって仕事と一緒。仕事してた時は愚痴も言ってたじゃん。仕事なんだから育児でも愚痴っていいんだよ」
by kei_pmpark | 2005-09-12 22:30 | 育児ライフ