大人の旬を磨く

我が家の新聞は毎日新聞なのだけれど、日曜版のコラムに心療内科医の海原純子氏のものがあり、愛読しています。

ずっと以前のコラムで心に響くものがあり、切り抜いたものを冷蔵庫に貼って、(今年度は特に)何かあった時はそれを読み、自分を鼓舞していました。

タイトルは「大人の旬を磨く」。

食べ物にとって「旬」というものはとても大事なものだけれど、では人生においての「旬」とはいつか?

アンチエイジングという言葉がすっかり浸透し、見た目の美しさを伸ばす外見的な「旬」を磨くことにやっきになっている現代人に投げかける内容。

とってもいい内容なので、そのまま引用します。

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体力や細胞内水分、つまり体力、美しさ、記憶力は年と共に衰え、旬を過ぎるが、
別の旬は年と共に充実してくると思うのだ。例えば、ものを深く洞察する力、思考能力、
共感力などは年をとるにつれ旬を迎える能力
である。
しかし、とても残念なことだが、こうした年と共に増える能力は、生物学的能力とは違い、
ほうっておいても存在する力とはいえない。要は天賦のものではなく、自分で磨きをかけて
旬を作り上げていかねばならないものなのである。

いつまでも若さという旬を追い求めることにエネルギーを使っていると、こうした
「年をとってから旬を迎える」はずの能力に磨きをかけるエネルギーをなくしてしまう。

体力や美しさが減少しても、別の旬をもてる大人は輝いていられる。
そんな大人が少ない。
若いころにはとてもこんなふうにはできなかったなぁ、と思えることを
人生の中につくっていくのが大人の幸せ
である。

【毎日新聞 日曜版 海原純子氏 一日一粒 心のサプリより】


いかがでしょう?

別の旬になど興味がない人もいると思います。
いやなことはイヤだと済ませてしまって終わり。ふたをしてしまう・・・。
そういう行為は結局浅い・・・と私は思います。

深く深く、この人ともっと関ってみたいという魅力にあふれる人とは、やはり自分で「磨く」という作業を怠らない人ではないでしょうか。
その人の周りには、また新たな輪が出来、力になる。

その輪に重なり、自分の人生を豊かに出来たら、最高だと思うのです。
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by kei_pmpark | 2010-02-08 21:33 | 専業主婦ライフ